私の治療に避けられないもの

2007年10月23日

先週から大切な治療が始まりました。

抗がん剤治療。化学治療ともいいます。

乳がんは固形のガンのなかでも、わりと抗がん剤が効く
ほうだと聞いています。

なので、抗がん剤の治療が必要だと言われた時、半分
くらいは、「ああ、そうだな」と思えました。

でも、だからと言って、すんなり
「はい。お願いします。」
と返事ができたわけではありません。

当然ですよね。

抗がん剤の治療を受けた事の無い人が、抗がん剤と
聞いたらどう思いますか?

副作用がねぇ。

吐き気が強いでしょう?
髪の毛も抜けちゃうんでしょ。

入院しなくてもいいの?

そんな、アレコレ。
もちろん、私も考えました。


ちなみに私、ぽぽには子供がいます。

入院しないで抗がん剤の治療するなんて、そりゃ、入院
しない方がいいとは思うけど、子供の面倒は誰が見て
くれるの?

私も、抗がん剤をやりながら吐き気に耐えて、この際
体の中の癌細胞をぜんぶ退治しちゃおう。

・・ここまでならなんとかがんばるけど、さらに子供の面
倒もみるですって?

カンペキにできたら、超人ハルクかメアリーポピンズだって!!

ぜーったい、無理!!

家のことや自分の食事でさえやりとおせる自信は無いし。
(基本的に家事は苦手)


お医者様に提案されてから、抗がん剤をやろうと決める
まで、ホント、悩みました。

実は家族には相談しなかったんだけど、病気友達、仕事
仲間、インターネットの掲示板etc。

あちこちで話をして、人の話も聞いて、そして、決めました。

だって、かわいい子供たちが大きくなって、自分で自分の
行く道を決められるようになるまでちゃんと見守ってあげる
為には、「抗がん剤」の治療が避けて通れないって思った
んだもの。

少しでも、健康で長生きするために、今、ちょっとがんばって
おこう。

そのためには、チョットくせがあるけどつよーい味方の
抗がん剤にがんばってもらわなくちゃ。
posted by ぽぽ at 15:05 | Comment(6) | TrackBack(0) | 乳がん体験日記

乳がん仲間**ハーセプチンの巻

2007年10月24日

今日は2回目の抗がん剤投薬の日でした。

初めての抗がん剤よりは、緊張もしなかったけど、やっ
ぱり精神的にこたえているのか、昨日はちょっと子供に
イライラしてたかも。

子供を保育園に託し、予約時間に遅れないように出発。
・・自転車です。

最近は、駅近くの自転車置き場も様変わりして、自動車
でもないのに機械式の駐輪場が増えたのにはオドロキ。

駅前に放置するのはもってのほかですが、自転車置き場
なんてタダかと思いきや、有料なんです。

場所がたくさん必要で、単価が低い駐車場を考えると、
単価がもっと低くても、使う人が圧倒的に多くて、場所も
とらない駐輪場の方がもうかるのでしょうね。

おっと、話がそれました。

今日はじめてお会いしたのに仲間と呼んじゃうあたり、結構
ずうずうしいかもしれませんが、ハーセプチンを投与してい
るそうです。

それも、保険がきかない「自費」という扱いです。

詳しくは聞かなかったので想像ですが、乳がんの初発で
HER2(ハーツー)がきくタイプの癌だったのでしょうね。

乳がん患者さんなら知っている方もいるかもしれませんが、
ハーセプチンというお薬は、今の日本では再発の乳がんで
ないと保険が適用になりません。

再発の方でハーセプチンが使える場合でも、とても高価な
薬なので、保険を使っても月に何万というお金が出て行く
そうです。

ただ、抗がん剤につきものの副作用がかなり少ないとのこ
と。

初回は熱が出る場合もあるようですが、吐き気やら脱毛やら
といった、うれしくない副作用が少しでもやわらげられるのな
らいいなぁと思います。

そんな、ハーセプチンですが、自費でやっていくといくらぐら
いかかると思いますか。

ハーセプチンを1年続けると300万円なのだそうです。

ひゃぁ〜!!

私には払いきれない!!

ハーセプチンは高いと聞いてはいましたが、医療費にそれだ
けかかったら、最新のガン保険でもはいっていなくちゃ、かな
りキビシイです。

乳がんにはハーセプチンなんていい抗がん剤があってうらや
ましいと思われるほかのガン患者さんもいらっしゃるのでしょうか。

でも、医療費を払えなければその治療は受けられないのです。

命の値段。
医療格差。

じつに、シビアな問題です。


そうそう、私も考えもしなかったのですが、自費でハーセプチン
を受けるということは、その治療にかかわる他の費用もすべて
自費になるのだそうです。

知っていました?

他に転移が無いか調べる検査や、身体や腫瘍マーカーの状態
を調べる血液検査など、ハーセプチン以外にかかる費用も
全部自費になるとは、びっくりでした。
posted by ぽぽ at 22:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 乳がん体験日記

ショートカットにしばらくお別れ

2007年10月26日

初めて抗がん剤の点滴をしてから、今日で10日目です。

一口に抗癌剤といっても、ガンの種類により、はたまた
同じ癌でもその性質により異なる種類の抗がん剤が選
ばれます。

どんな種類の抗がん剤をどれだけ使うかというお薬の
処方を、お医者様の用語ではレジメンと呼ぶそうです。

乳がんもタレントさんの乳がんについてマスコミが報道
する時は「乳がん」というたったひとつの呼び方ですが、
実際にはいろいろな種類の乳がんがあるのです。

・・なんて、お勉強の時間じゃないんだから詳細は省きま
すが、私の乳がんに対する抗がん剤の副作用の1つに
「脱毛」というのがあります。

その、脱毛が起こってくるのがだいたい抗がん剤投与か
ら10日から2週間くらいの間なのだそうです。

今のところ、あまり抜け毛はありません。

もともと髪が多いから、まだ抜け始めても気がつかない
のかなぁ。

でも、明らかに抗がん剤による抜け毛が始まった感じは
していますね。

何が違うのか、ことばで言いづらいんだけど、アタマの
毛穴がざわざわしてくるようなかんじです。


髪の毛が全部抜けても、シャンプーってしたほうが良い
んですか?


 これ、抗がん剤のとき看護婦さんに聞いた質問です。

答えはYESでした。

髪の毛がなくても、頭皮から皮脂は出ているので、せっけん
などで洗うのだそうです。

私も、刺激の少ないシャンプーがいいと聞いていたので、
セバメドというドイツの低刺激のベビー用シャンプーを
使うようになりました。

子供と一緒に使えるので、いいかも。

たぶん、明日くらいからまとめて抜けるようになるのか
なぁ。

抜けた地毛でつけ毛を作ろうと、材料を準備しているので
あとは抜けた髪の毛が手に入れば作成開始!!

いえ、別に楽しみにしているわけじゃないんですけどね。
posted by ぽぽ at 23:25 | Comment(2) | TrackBack(0) | 乳がん体験日記

台風の中を大荷物!

2007年10月28日

今日は全国的に良い天気だったようですが、昨日は大荒れ
でした。

朝から雨が降る中、乳がんで抗がん剤をやっている身で
外出です。
それも、ちょうど抗がん剤の点滴から10日目の、白血球が
一番落ちていそうな時期に!!

どうして、わざわざ出かけたか? 


子供の病院でした。(ハァ〜)

しばらく前から風邪を引いていたのですが、薬が全部なく
なっちゃったんです。

金曜日は雨が降っていたから連れて行くのが大変だと思って
パスしちゃったので、どうしても行かざるを得ない。

それも、10キロの子供を抱っこで。

もちろん、病原菌がウヨウヨする中に行くんだから、マスクは
しっかりつけましたよ。

病院だって、まさか、化学治療中の乳がん患者がふらふらと
無用心に来るなんて、思っちゃいませんよね。

******************

そう、あれは前の週末でした。
(前の週末=抗がん剤投与の3日後のこと)

いつもどおりに保育園へ迎えに行き、ちょっと熱っぽいかも
と思いながらつれて帰ったのでした。

食事の用意を始めたときは、なんだか生あくびが多くて、
まだ眠いのかなぁなんて思いながら寝かしておきました。

でも、寝付けないようで、熱を測ったら38.3度。

とりあえず座薬を入れて、病院に間に合うか電話を掛けました。

診ていただけるという返事を聞いて、さあ用意と思った時、
子供が思いっきり、大量に吐いたのです。

まだ、自分の吐き気もおさまらない頃だったのですが、
着替えさせて自転車を飛ばして行きながら、私の
副作用が軽くすんでいたのは、今日子供を病院に連れて行
くためだったのかしら。
と、つくづく思っていたのでした。


********************

というワケで、なくなったお薬をもらいに行ったのですが、
病院は駅のすぐそば。

つい、いつものクセでじゃあ帰りにちょっとお買い物。なんて
思ったのが大失敗でした。

切らしてしまうと困る、牛乳とパンだけにするはずだったのに、
主婦のサガとでも言うのでしょうか。

そうそう、これも買っておこう。
あれも今日は安いみたい。

加えて、もうお昼だから作らなくてすむように何かお惣菜を。

なんて調子で、いつのまにやら大荷物。
雨はだんだんひどくなるし、荷物は片手にしか持てないから
手は痛くなるし、ついでに、10キロの子供は抱っこしたまま
寝ちゃったし・・。

リンパ浮腫の予防のために乳がんを切除した側の手では
重いものを持っちゃいけないなんて、当然のこと、アタマに
残っていたはずなのに、私の買い物欲って、そんなに
強かったかしら?

やっと帰り着いた時、雨がスニーカーに滲みてきて靴下は
びちょびちょ、ズボンもびしょぬれ、
おまけに子供の靴下は片方なくなっておりました。
posted by ぽぽ at 23:06 | Comment(4) | TrackBack(0) | 乳がん体験日記

化学治療中の必需品

2007年10月30日

今日は、子供を保育園に送るのに大切なマスクをするのを
忘れそうになりました。
(自分が乳がんだってことも忘れてる?)

抗がん剤の投薬からちょうど2週間目。

お医者様の説明では、一番白血球が低下する時期のはず。

子供に、「ママ、マスクしてないよ。」と言われ、「あっ、そうか。」
と気付きました。

まったく、どっちが子供なんだか・・。


私の化学治療中の必需品をご紹介しますね。

☆ 使い捨てマスク

☆ イソジン

☆ ベビーセバメド エクストラマイルドシャンプー

名づけて「化学治療 対策3点セット」!!

マスクはもちろん、感染症の防止のため。
抗がん剤を投与して1週間経過した頃から使い始めました。

はじめは会う人ごとに、「どうしたの?風邪でも引いたの?」と
聞かれて、相手によって答えを使い分けていました。

答えその1
(乳がんにかかっていることを知っている人バージョン)

抗がん剤が始まってね。
免疫力が低下するらしいから、予防でマスクしてるんだ。

答えその2
(乳がんにかかっていることを知らない人バージョン)

うん。ちょっとね。

その2は便利です。
何にでも使えます。

使い捨てマスクも、今は女性や子供向けにやや小さめの
サイズかあるのがうれしいです。

もちろん、箱買い。

イソジン。
うがい薬です。
前に風邪を引いた時に、病院でもらったけど使わずに残っ
ていた物。

だけど、イソジンに正しい使い方があるなんて知らなかった。

■イソジンの正しい使い方■

1 コップに水を少し入れておく
2 イソジンのボトルをさかさまにして、脇についている1メモリ
  分をコップに入れる。
3 もう一度、コップに水を注ぐと、かき混ぜなくても含嗽液の
  できあがり。

外から帰ってきた時はもちろん、口の中にプツッと口内炎が
できたときにもイソジンのうがいで乗り切りました。


ベビーセバメド。

やっぱり、抗がん剤で髪の毛が抜けるって言われた時は、
どうしたものかと思いましたね。

それで、髪の毛が抜ける前から刺激の少ない、肌に優しい
シャンプーがいいと聞いたので、セバメドを用意しました。

pH5.5の肌と同じ弱酸性の赤ちゃん用シャンプーです。
香料や着色料も肌に優しい成分のものを選んでいるそうで、
ビミョーな植物系の香りなんだそうです。

私としては、特にいい香りとも思わないけど、嫌なにおいは
しないですね。

これから、匂いに敏感になったりするときもいいかもしれないと
期待しています。

本文中に出てきたのは下の写真のものです。
写真をクリックするとそれを買えるホームページにいけます。
ご参考までに。

メディカルマスク ミニ (ピンク) 50枚入 イソジンうがい薬 250ml ベビーセバメド エクストラマイルドシャンプー 500ml

こんなカンジで、なんとか、熱を出さずにやっていけるかなぁ。

タグ:化学治療
posted by ぽぽ at 13:45 | Comment(1) | TrackBack(0) | 乳がん体験日記

抗がん剤と血液検査

2007年11月01日

散歩道通院の散歩道です。
乳がんの抗がん剤治療をはじめてから15日目になりました。

1クール目なので、白血球の状態を確認する為、血液検査に
行ってきました。

乳がんだと外来で抗がん剤という方が多いようですね。
親戚が別の癌だと言われた時は、もう10年も前だからでしょうか、
当然のように入院して抗がん剤の点滴をしていました。

さすがにもう秋、散歩道も紅葉が始まっています。
ほんの少しでも緑を見ながら歩くのは、よいストレス解消になって
います。

採血の担当の方はさすがプロですね。
私の細い血管にも、ほとんど痛みもなく針を入れ、血液を
採取してくれました。

待つこと2時間、やっと診察の順番になりました。

結果は白血球1300。
ただし、炎症反応は無いということでした。
なんとか白血球を上げる注射は免除です。

でも、抗がん剤で白血球が落ちている間はマスクを必ず
つけるようにとの指示でした。

あとどれくらいかと聞きましたら、少なくともあと3日とのこと。

ただ、お風呂には入っても良いそうです。
湯冷めしないようにとは注意されましたが、からだに付いた
ばい菌はちゃんと洗い流した方がいいとか。

今回のようにピンポイントで血液検査をしても、いつから下
がっていたのかわからないし、かと言って毎日血液検査に
通うわけにもいかず、ちょっと心配。

でも、血液検査では今が下がりはじめでこれからもっと
下がるのか、それとも、もうピークは過ぎてこれから上が
る所なのかも数値で出てくるのだそうです。

検査項目で言うと、好中球と単球。
乳がんと初めて言われた時は、血液検査はしたけれど、
腫瘍マーカーが中心で、こんな項目はぜんぜん見ていま
せんでした。

単球というのは、これから好中球に育っていくタマゴのような
もので、単球の数値が高ければ、もう回復傾向にはいって
いるという説明でした。

乳がんに限らず、癌をはじめとするいろいろな病気にかかると
からだの状態に対するアンテナが高くなるような気がします。

血液検査の結果だって、毎年の健康診断を受けていてもあまり
細かくチェックしたことはありませんでした。

でも、自分が乳がんになって、定期的に各種のチェックをする
ようになってみると検査の結果が自分の健康状態を表している
のですから、やはり興味がでてきます。

乳がんというのも身体から私自身へのメッセージとみると、
あながち拒否ばかりするものではないなと思うのです。

病気ブログランキングに参加しています。
クリックお願い致します。
posted by ぽぽ at 13:23 | Comment(4) | TrackBack(0) | 乳がん体験日記

乳がんと抗がん剤脱毛の関係

2007年11月06日

乳がんの抗がん剤治療をはじめて、ちょうど3週間経ちました。

乳がんという病気に向かい合ってもう5ヶ月。
乳がんは手術して切ってしまえばおしまいと言う病気ではないの
ですよね。

それを身をもって知る、脱毛の体験でした。
(というか、進行中ですが。)

毛が抜け始めた時は、これが抗がん剤に避けられない副作用
なんだとまだまだ実感できませんでした。

抜けた毛がパラパラ落ちるのが嫌だったので、抜け始めると
同時に帽子をかぶった生活に変更。

乳がんを患う大多数は女性だし、女性にとって乳がんという身
体の一部をとってしまう手術に加えて、脱毛という副作用は
わかっていても悲しい気持ちになるものです。

「髪は女の命・・」
ちょっと古いですか・・?

お風呂で髪を洗いながら、束になって抜けていく髪を見て、
普段ショートカットにしている私でも、自分の髪とのしばらくの
お別れには寂しさを感じました。

抗がん剤はいろいろと副作用が出ますが、それなりに副作用を
抑える薬も処方してもらえます。

でも、脱毛だけはまだ良い対処方法がないのです。

抗がん剤が終わればまた毛は生えてくるので、あまり脱毛を
予防することは研究の対称になっていないのでしょうね。

でも、医療用のウィッグを作るメーカーで自分の会社のかつらを
売ることだけでなく、脱毛に対する研究に出資してくれないもの
かなぁと思ったりします。

それが、これまでの医療用かつらを使っていた人たちへの会社と
しての「恩返し」だと思うんですけど。

この辺は抗がん剤で脱毛する人が減ってしまったら医療用の
かつらが売れなくなってしまうから、きっとかつらを作る会社では
考えもしない発想でしょうね。

ただ、乳がん患者としては、乳がんを治療する為のサポートとして
手術はもちろん、抗がん剤治療による吐き気や手足のしびれ、
味覚障害、などは医療分野としてきちんと研究・対応してほしいし、
精神的なサポートとしての脱毛対策や医療費の不安の解消も
全部トータルで考えてほしいものです。
posted by ぽぽ at 23:00 | Comment(3) | TrackBack(0) | 乳がん体験日記

看護婦さんに求めるもの

2007年11月16日

いつもいつも、「乳がん」のことばが出てこない日がない
ブログでごめんなさい。

乳がんじゃない人には読んで欲しくないわけじゃないんですよ。
ただ、自分自身がひたすら乳がんと向き合っているので、
ついこうなっちゃうんです。

今回の点滴は診察に1時間半の待ち時間と、ベッドの空き待ちで
1時間半の合計3時間の待ち時間でした。

それに対して診察は1分、点滴は20分という、なんとも悲しくなる
短時間。
外来で乳がんの点滴ができるようになるのはうれしいけれど、
拘束時間はあまり減っていないような・・。

例によって、血管があまり出ない私。

よりによって、癌にかかったら苦労するだろうなぁーと母の看病を
しながら考えていた事が現実となっています。

点滴の針を刺してくれる先生は、時間帯が同じだとほとんど変わら
ないので、この先生が上手なのか、ヘタなのか、区別するすべも
ありません。

今回もNGでした。

前回の点滴がもれたのか、同じ血管は青あざのようになっていて
使えません。

もう少し外側の血管に刺してみて入らなかったらしく、やり直し。

その時です。

先生はおもむろに肘のすぐ内側の、血液検査で使う血管でいい
ですかと聞いてきたのです。

ちょっとまってよ、それは!!
いくら20分で終わるとはいえ、腕も曲げられないし、検査で使う
血管は使わないで欲しいんですけど。

血液検査の血管だって、硬くなるのはいやだから、しっかりと抗議
しました。

その結果、ひとつとなりの血管に変えてもらいましたが、やっぱり
関節の曲がる所でした。

まあ、ここまではよくある話。


そのあと、点滴のチューブを止めていた若い看護婦さんが私に
向かってこういったのです。

「この血管(挿した所)で点滴するのだって、間違っているわけじゃ
ありませんから。」

唖然としました。

べつに、間違った事をしているから訂正しろと言ったのではありません。
病院で医者が間違った事をしていたら、大問題でしょう。

正しい処置でも、患者にとってつらいことはいくらでもあるんです。

普通に栄養補給の点滴だって、もれたら痛くなりますよね。
それが、抗がん剤の点滴だったらどうなりますか。

抗がん剤といえば正常な細胞も攻撃する、一種の劇薬なのだから
もれたりしたら、ステロイドを注射したり、洗い流したり、たいへんな
事になるのではないでしょうか。

そんな緊張感のある点滴なら、なおさら、腕を曲げられない姿勢が
負担になることは、看護婦さんに想像できないことなのかしら。

○か×かで答えを出す人生をおくってきた人の考え方とでも
いいますか。

問題に対して正解なら、何をやっても正しい事、認められること
ですか。

病気というハンディをもつ、「人間」をあいてにした仕事をするのが
医者であり、看護婦であるはず。

あまりにも教科書的なひとことに、信頼していた病院のイメージが
がくんと落ちる瞬間でした。
posted by ぽぽ at 17:21 | Comment(2) | TrackBack(0) | 乳がん体験日記

たまには乳がんを忘れて

2007年11月20日

病院の帰り、デパートで行なわれていたドイツフェアに
行ってきました。

乳がんと診断されてからはずっとバタバタと入院・手術
それから抗がん剤治療と続いていたので、デパートに
目的もなく行くなんて、久しぶりのことです。

まあ、ドイツフェアという目的があったのはたしかですが・・。

もう、20年近く前ですが、ドイツに語学留学していたので、
なんとなくドイツと聞くと身近に感じてしまうのです。

先週末にチラシを見たら、おいしそうなソーセージや、
ザウアークラウトの写真でふらふらと引き寄せられて
しまったのでした。

実際に行ったのは先週の水曜日、抗がん剤を受けた
あとです。

診察に待たされ、点滴のベッド待ちで待たされ、早く
しなくちゃデパートでふらつく時間がなくなっちゃうと
焦っていきました。

乗ったのは、メトロリンク日本橋という無料の巡回バス。

東京駅と日本橋周辺のデパートやビルなど、各ポイント
を巡回してくれる、便利なバスです。

結構、知らない人も多いかも。

東京のど真ん中で無料バスがあるなんてね。

そのドイツフェアですが、食べ物はもちろん、ドイツから
手縫いの革靴の職人さん(女性)が来ていて、実演を見
せてくれたり、マイセンだったかな、陶磁器の絵付けを
見られたりとめったに見られないのでジックリ見てきました。

LEIFHEITという家庭用品のメーカーや、ガンターなどの
靴もあったし、見所は満載。

ちょっと興味のあった靴を履かせてもらいましたが、なんと
サイズ35(ドイツ規格)で、子供用になるそうです。

確かに、足もカラダもちっちゃいけどね。

ソーセージやドイツパンなど、試食もたっぷりでおいしかった
です。

大好きなドイツワインが試飲できなかったのが残念!
posted by ぽぽ at 16:54 | Comment(2) | TrackBack(0) | 乳がん体験日記

乳がんの抗がん剤副作用

2007年12月03日

抗がん剤の治療を開始してから、もう1か月半が経ちました。

治療を始める前は、抗がん剤という名前だけで、
どれだけ怖い治療なんだろうという気持ちがほとんど
でした。

たぶん、世の中のいわゆる「健康な人」たちがもっている
抗がん剤、あるいはガンという病気自体のイメージも
こんなものなんでしょうね。

全部で6クール予定している、私の抗がん剤治療は
今週でもう3クールを終える予定です。

始めてみれば、なんだ、ひとつずつ終わりに近づいている
じゃないかという感じです。

同じ治療でも、吐き気や身体のだるさ、そのほかにもさま
ざまな副作用を抱える人もいれば、
私のように抗がん剤の点滴後、いくらかの吐き気というより
つわりのようなムカムカを我慢していれば収まってしまう人
もいます。

抗がん剤の副作用は、本当に人それぞれな様です。

もちろん、髪の毛はほぼのこらず抜けてしまったし、
これからのインフルエンザ流行が脅威であることは同じです。

そのほか、口内炎がときどきプツンとできます。

口内炎は、1度人ごみに出たときは痛みがあるのができ
ましたが、ふだんは「あ、できたな」というくらいの軽いものです。


ただ、風邪を引くと大変なので、子供をお風呂に入れるのも
ひとりではなかなか思うようにいかない季節になりました。

手伝ってくれる人がいるときはいいのですが、一人でとなると
上の子は自分である程度頑張らせて、私が服を脱いでから
下の子の服をを脱がせて、しっかり温まらないと湯冷め確定です。

子供の風邪引きは、健康な時は大して感じていなかったの
ですが、病院へ連れて行くということが、かなり怖いです。

だって、病院(小児科や耳鼻科)には、たくさんの風邪引きさん
と中にはインフルエンザの患者さんがあつまっていて、

いつ感染するかとヒヤヒヤしながらマスクをつけて行くんですもの。

話がそれましたが、副作用が軽いことで抗癌剤のききめが
気になることもあります。

効き目と副作用は一緒じゃないんだよと頭ではわかっているのに、
それでもなぜか心配になる、複雑な元乙女ゴコロです。

posted by ぽぽ at 10:23 | Comment(2) | TrackBack(0) | 乳がん体験日記

がんのストレス対策

2007年12月07日

病院へ通う往復の時間はちょうどいい読書時間になって
います。

でも、バスの中ではほどほどにしないといけませんね。

先日も抗癌剤の点滴の日でしたが、途中からバスに乗り
ました。
本も読みかけで、だんだん車窓からの風景にも慣れて
きたので、本をよんでいたら、揺れがよくなかったのか、
病院に付く頃にはすっかり気持ち悪くなっていました。

いつもなら診察が終わってベッドの待ち時間になったら
お昼を軽く食べるのですが、それもなかなか食べる気に
なれず、しばらくおしゃべりしていました。

抗がん剤を入れてもらえば、先に吐き気止めの点滴を
するから、気分も良くなるかなーなんて考えながら。


そうまでして読んでいた本ですが、これです。
がんに罹った自分とのつきあい方

いろんな立場の人が少しずつ書いている本ですが、臨床
看護学の分野からがんのひとのつらい症状を和らげる
方法を書いている部分がありましたので、紹介します。

■ 不眠時の足浴

乳がんのように、長く経過を追う人もそうなのですが、
眠れないということもストレスの1つですね。

眠れない夜、40度のお湯に15分間、足を浸すのだそうです。

すると、足浴で一時的に体温が上がり、その後体温が
下がるときに眠りにつきやすくなるという方法です。

実験でも証明されている足浴の効果、きっとあると思います。


■ 便秘の時の腰背部温罨法(おんあんぽう)

理由は何であれ、便秘はつらいです。
腸の働きを刺激して排便をうながす方法が紹介されています。

厚めのスポーツタオルを2枚、縦に扇子折にして横に二つ
折りにします。

このタオルを水につけ、絞ってビニール袋に入れてレンジに
かけるのです。

会社で秘書さんが役員に出すおしぼりにこの方法を使って
いたので、ビニール袋はなくてもいけると思います。

熱くなったタオルを二つ折りに(どっち向きだろう?)して、
背中の腰のくびれ部分を中心にして当て、その上から乾いた
バスタオルで覆います。

さらに、そのうえに大きめのビニール布でおおって、15分。

12時間以内にガスやお通じが出るのだそうです。


■ 食欲不振

抗がん剤で食欲がなくなるのは、一番大きい副作用かもしれ
ません。

そんなとき、「きっかけ食」を探すと良いのだそうです。

たとえば、ひとかけの氷だったり、一粒のブドウ、ほんの
2-3本のそうめんのような物です。

なにか一口でも食べられたら、それがきっかけとなって
あとは食べられるようになるみたいです。

今の私にはアイスクリームかなぁ。


それと、わがまま食べや気まぐれ食べを先に予測して用意
しておくといいというのは、納得できました。

欲しくなった時点で、手に入りにくいものとか用意が大変な
物でも、あらかじめ用意しておくと、たった一口でも
「食べられた」という満足感につながります。

冬にスイカが食べたいとか、妊婦さんのようなわがままでも
元気の素には替えられないかも知れないですね。
posted by ぽぽ at 13:14 | Comment(2) | TrackBack(0) | 乳がん体験日記

ノロウィルスと格闘の夜

2007年12月17日

週末、熱を出しました。

ちょうど、白血球が下がる時期だったのですが、バッティング
しちゃったのです。

何と?

ノロウィルスと。

先週の水曜日くらいから下の子1歳がお腹の調子が悪くて
保育園から呼び出されたりしていたのですが、金曜日の
お迎えを待つ間に、上の子も保育園で吐いちゃったそうです。

朝から汚い話でごめんなさい。

保育園ではお腹にくる風邪がはやっているようで、ノロウィルス
の可能性が高いと言われていました。

下の子が小児科にかかったときは
「調べるまでもないですね。」と老齢の先生に言われ、
咳止めと熱さましを処方してもらいました。

・・この咳止め、便を硬くする作用もあるのだそうです。

下の子はその後、下痢気味ではあったけど小康状態。


まあ、小さい子供が二人いれば、いつ感染してもおかしく
無いですよね。

金曜日の夕方に嘔吐した子は、そのまま7時まであいて
いる小児科に駆け込み、病院の待ち時間にももう一度
吐いて、やっと診察してもらいました。

お薬をいただいて帰ると、子供を頼んだ父が、下の子に
自分のから揚げを食べさせているじゃありませんか。

ちょっと!!

まだ油モノは食べさせちゃいけないんだけど。

なんて思いつつ、有無を言わせず押し付けた手前、
何もいえませんでした。

その夜、我が家では寝ている所を着替えさせようとした
下の子が布団の上でゲー。

シーツやら服やら、戻した物の始末をやっと終えたかと
思ったら、寝ていた上の子がまたもやゲー。

こちらも着替えさせて、シーツをとりあえず洗濯機に
投げ込み、足りなくなったシーツの代わりにバスタオルを
敷いて寝かせ、やっとひと息。

朝起きた時には、すっかり風邪がうつっていた母でした。

でも、ノロの影響はなかったようで、熱と頭痛だけだった
のでラッキー!

熱を測ると37.4度。

あらかじめ病院でもらっていた抗生物質は、38度以上の
時に飲むよう指示されていたので、まだ飲んではいけないと
我慢していました。

夕方まで我慢したのですが、寒気と頭痛に耐え切れず、
病院に電話。

すると、当直の先生が言うには、38度まで行かなくても、
飲んでいいですよとのこと。

それならそうと先に教えて欲しかった・・。

さらに、以前他の病院でもらった熱さましがあることを伝え
ると、それも飲んだほうが身体に優しいですからね、
だそうで。

薬を飲んでしばらくしたら、ずいぶん良くなりました。

油断してうがいをサボっていたからでしょうね。
まだまだこれからが冬本番。

ノロウィルスとインフルエンザには気をつけなくちゃ。
タグ:ノロ
posted by ぽぽ at 11:09 | Comment(7) | TrackBack(0) | 乳がん体験日記

抗がん剤でラッキーだったこと

2007年12月21日

抗がん剤の4回目に行ってきました。

雪だるまさんのブログで外来センターの事を書いてあった
ので、私の行っている癌専門病院でも、外来治療用の
ベッド数を聞いてみました。

約60床のベッドというか、リクライニングチェアがあるそうです。

そこに、それぞれテレビがついていて、ヘッドホンかイヤホン
で見ることができます。

残念ながら窓側の席には当たったことがありません。

60床といっても、乳腺の人だけではないので、朝一番
以外は常にベッドの空き待ちになります。

私の場合、診察予約が10時だったとして、診察を受ける
のが11時過ぎ。
それからスケジュール表を受け取って、外来センターに
提出してからお薬のミキシングをするようで、ベッドの
待ち時間とあわせてだいたい1時間から1時間半。

点滴を始められるのはいつもお昼過ぎになります。
だから、その間に軽くおにぎりやパンを食べて待っています。

年末年始は外来センターも混むようで、来週4クール目の
2回目に行くのですが、時間に余裕を持ってきてくださいと
いわれました。

一体何時間待たされることか・・。


さてさて、抗がん剤を受けてラッキーだったことといえば、
ムダ毛が減ったことです。

タキソールではないので、脱毛はすべてツルツルと
いうわけではないのですが、4クールの開始前になって
ちょっとまつげが目に入ることが多くなったのです。

あれ?
と思ったら、まつげが薄くなっていて、たしかに眉も減ったような・・。

もともとボサボサの剛毛眉毛だったので、ちょっとは
見られるようになったかも。

それと、顔もなんとなく調子が良くて、産毛をきれいに
そったみたい。

お化粧は普段しないのですが、化粧水や乳液の浸透が
よくなったような気がします。

ムダ毛ついでに、うでや足もすこしずつですが、スッキリ
してきて、手入れもしないのにちゃんとお手入れできている
というのはラッキーだったかも。

抗がん剤の副作用、ホントは嫌なものかもしれないけど、
中にはひとつくらい、イイコトもありました。
posted by ぽぽ at 10:51 | Comment(7) | TrackBack(0) | 乳がん体験日記

乳がん患者のお正月

2008年01月08日

ほぼお正月が終わりましたね。
もう仕事が始まっている方がほとんどでしょう。

でも、乳がんで休職中の私には始まる仕事がありません。

お正月は皆さんいかがでしたか?
私は実家に帰ってのお正月でした。

子供づれで年末から三が日まで実家に滞在。
その間、家に居るのと違い、姉夫婦も子供の相手を
してくれるし、お節などの準備はしてあるし、とても
ラクなお正月でした。

まあ、家族とはそんな感じでふつうに過ごしていましたが、
親戚が来るとか、親戚の家に行くとかいうときはちょっと
違います。

特に、今は抗がん剤治療中なので特別という感じも
しますが、ちょっとお客様にお茶を出そうと立つだけでも、
「あら、大丈夫なの」
と声を掛けられます。

たしかに乳がんだけどね。

たしかに抗がん剤使ってるけどね。

でも、一応、普段と同じ生活はしてるんだけど。

なんて、ちょっとした気持ちのずれを感じながら帰ったの
でした。


でも、普段がそんな調子だから、お客さんで来たとき
くらいはゆっくり、のんびりさせてあげようという親戚の
思いやりの気持ちはたっぷり感じられて幸せでした。

ありがとう。

おじさん、おばさん、いとこたち。



いまどき、お正月といっても元旦からスーパーは開いて
いるし、福袋が出たりおもちゃ売り場がにぎやかという
以外、特別の日という感じが減ってきましたね。

地元の神社は元旦の0時からと午前中くらいは神主さん
がお払いをしてくれますが、それ以降はだれもいない
ところで、お賽銭箱も鍵のかかった戸のむこう側に
あります。

格子戸で、お賽銭箱に入れられるくらいはガラスが
抜いてあるので、かろうじてお参りはできます。

格子戸の隙間からちゃりーんとおさいせんを入れて
ガラガラと鈴をならしてお参りしてきました。

なにしろ、今年は子供を寝かせながら自分も寝て
しまったので、いつ新年を迎えたのかも知りません。

もちろん、紅白の結果も知らないままでした。

どなたか教えてくださいな。


べつに乳がんにかかったから体力が落ちたわけでも
ないのでしょうが、身体を休めるのが一番と
乳幼児と一緒に布団に入る生活をしていたら
すっかり大人の生活リズムを忘れてしまいました。
タグ:乳がん
posted by ぽぽ at 12:54 | Comment(3) | TrackBack(0) | 乳がん体験日記

乳癌検診もココまできたか

2008年01月15日

おとといの夕方、テレビで見た乳癌検診。

びっくりでした。

乳癌検診っていうと、マンモグラフィでおっぱいをギューッと
はさんで検査するとか、ゼリーを塗ったプローブを使って
超音波で画像を見ながら検査するものだと思っていました。

それが何?

髪の毛にX線をあてて乳癌検査!

あてられた光線の反射の仕方が、乳癌の人と、
そうではない人では異なるのだそうです。

髪の毛で乳癌検診ができるのなら、きっと検診を受ける人も
増えるはず。

痛みもないし、病院へ行く手間も要らない。

ちょっと髪の毛を切って送るだけ!
(まだ外国でのお話ですが。)

そんなに気軽に受けられて早期発見できたら、乳癌も
そのうちコワイ病気のリストからはずされる日が来るかも。

ぜひとも髪の毛の乳癌検診、普及してほしいものです。

今でも、乳癌検診キットなるものもあるそうですが、
どんなものなんでしょうか?

やっぱり郵送の血液検査みたいなものかな?
どなたか、知っていたら教えてください。


大腸がんや肺がんの郵送の検査セットは使ったことが
あります。

便や痰を少しとって、容器に入れて送ると検査できるのです。

ホント、世の中便利になりましたね。

コンビニでもクリーニングサービスというのは見たことが
ありますが、ランドリーサービスというのもできたそうです。

専用の袋にいっぱい入れて2000円。
お洗濯して、たたんで返してくれるのだとか。

子供の汚れ物が多い家庭としては、フトドキモノと思いつつ
使ってみたい気もします。

週末に雨が降ったときとか、遠出をしてしまった週末に
遊びすぎて家事の時間がなくなったときとか。

コンビニでチケットを買うというのは、もう普及している
ようですが、家事代行チケットというのも売っているそうです。

テレビに出ていたのは、お嫁さんからお姑さんへの
プレゼントとして贈られた家事代行チケットでした。

仕事を持つお義母さんへ、いつもは手伝いにいけない
お嫁さんから。

今日もコンビニに行ったら、チケットの機械に人が並んで
いて、わあ、こんなに使う人がいるの?と思い、
レジに並べば「(支払いは)エディで」といっている人が
いるし、いつのまにか時代遅れになっている自分を
発見したのでした。

タグ:乳がん 検診
posted by ぽぽ at 14:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 乳がん体験日記

最新ドラマ見まくり

2008年01月21日

「斉藤さん」って知っていますか。

1月からはじまった連ドラで、タイトルが「斉藤さん」。
本当は夜やっているドラマなんだけど、いつも水曜日の
抗がん剤のときに「斉藤さん」の再放送をやっているので、
見るようになりました。

「斉藤さん」は幼稚園に通う男の子のお母さんで、観月
ありさがやっているんだけど、なかなか気持ち良い
怒り方をしてくれるんです。

でも、その性格のせいで幼稚園のお母さんグループから
ははみ出してる感じ。

でも、斉藤さんには公園デビューとかって、まったく
気にならないんだろうな。と思いながら見ていました。

斉藤さんを見ていない人もいるかもしれませんね。

斉藤さんはすっごく正義感が強くて、正しいものは正しい。
ダメな物はダメ。
と、自分がはっきりしているだけでなく、他人にもハッキリ
いってしまう人なのです。

相手がチョット怖いヤンキー風の(古い?)高校生でも
口うるさそうな近所のオバちゃんでも、全然ひるまない。

私も自分で正義感は強い方かと思いますが、斉藤さん
みたいに他人に言うのはできません。

人の目を気にするタイプ。

他の人のことを気にしすぎて思うことが上手くできなかった
りしています。

性格なんて改善(悪?)はなかなかできないと思いつつも、
自分の性格が変えられたらいいなーなんて思うことも良く
ありました。

でも、乳がんになってからはちょっと方針変更。

半分あきらめたというか・・。

前より他人にどう思われても気にしない自分になりつつ
あります。

だって、私にできることにも限りがあるし、自分がやり
たい事をやれればいいわけでしょう。

ま、以前からマイペースというウワサもありますが。

それなりに。

連ドラも、一人目の子が生まれてからはずっと見ていま
せんでした。

今も、夜はほとんど子供とべったりなので見られないの
ですが、乳がんになったお陰で昼間にテレビが見られます。

斉藤さんだけでなく、1ポンドの福音とか、佐々木夫婦の
仁義なき戦いとか、いろいろ見ています。

ああ、娯楽だ!なんて思いながら。

連ドラを見られるのもある意味、幸せかもしれないですね。
斉藤さんや佐々木弁護士になりきった疑似体験もでき
ちゃうわけだし、何が良い事で何が嫌なことなのか、
最近さかいめがわからなくなってきました。

posted by ぽぽ at 14:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 乳がん体験日記

抗がん剤開始から3ヶ月経過

2008年01月23日

抗がん剤をはじめたのが昨年の10月ですから、もう3ヶ月が
経ちました。

抗がん剤による脱毛に一喜一憂したのはいつのことだった
でしょう。

すっかり、毛の無いアタマにもなれちゃいました。

HANAさんの掲示板で教えてもらった自作の前髪付け毛を
作ろうと、材料を買って、抜けた髪もその都度取っておいたの
ですが、作らないままほったらかしです。

髪が抜けている真っ最中の頃は自分がいっぱいいっぱいで
それどころじゃなかったというのもあるんだけど、
抜け終わった頃にはあまりこだわらなくなっていたのでしょうか。

まあ、めんどくさがりやなんでしょう。

帽子もあるし、かつらもあるし、不自由を感じていないん
ですよね。

といいつつ、抜けた髪の毛が未だに捨てられないのは
やっぱりチョットだけ未練がある証拠かも・・。

ちなみに、抗がん剤開始前後に脱毛に備えて用意した
のは、帽子とかつらの他、VOL−NEXTさんの
ターバンと髪の毛帽子のショートタイプでした。

ニット系の帽子では夜寝る時に頭に汗をかいてしまい、
ひんやりしちゃうのです。

だから、寝る時はターバン。

ちゃんとリボンの部分を結べば脱げたりしないのですが、
子供と添い寝をしているとむしりとられることもあるので
要注意です。

髪の毛帽子は前髪とサイドから後にかけて、普通の帽子を
かぶった時に隠れる部分はネットで帽子の形になっていて、
見える部分に付け毛がついているという物です。

でも、前髪付け毛と同じで一回も使っていません。

6500円もしたのに。
今だったら絶対買わないんだろうけど、あの頃は「髪の毛が
なくなっちゃう」って焦っていたから買っちゃったんですね。

でも、他の物と違って、こういうのはヤフオクなんかに出す
わけにもいかないし、どうしよう?

普段の生活では、ほとんど帽子。

今は寒いからニットの帽子をかぶっている人もたくさんいるし、
あまり違和感がないみたいです。

ずっと同じ帽子ばかりかぶっていたから、さすがにこの前
バーゲンで安くなった帽子を追加で買いました。

もう、冬物はバーゲンもおしまいに近いですね。

電車に乗って出かけるときはかつらです。
でも、風が吹くとネットのすきまから冷たい風が入って寒い。

で、かつらと普通の帽子の組み合わせになったりします。

帽子のおしゃれが楽しめるのは上級者と聞きますが、
私の場合、必要に迫られた帽子というかんじでおしゃれに
見えないのがかなしいところ。

春になったらニット帽ばかりかぶっていられないので、
もうすこしおしゃれに見える帽子を買いたいと思っています。
posted by ぽぽ at 11:20 | Comment(3) | TrackBack(0) | 乳がん体験日記

節目検診

2008年01月25日

自治体の節目検診に行ってきました。

40歳から5年ごとに受けられる、自治体の健康診断です。

最初に問診表に書き込み、受付を済ませると2番と
大きく書かれた部屋に用紙を提出します。

すると、検尿用のカップが渡され、まずはお小水の検査。

寒いので、コートも着込んで大荷物だったけど、無料の
ロッカーがあったので助かりました。

トイレから戻ってくるとすぐに名前を呼ばれて、身長体重の
検査です。

ポケットに財布やら携帯やら入れていたので、ちょっと重め
に出るかもと思っていましたが、ちゃんと着衣分として1キロ
引いてありました。

最近の身長体重計(一緒にはかれる)って、便利ですねえ。

でも、ちょっとうっかりしていたのが、帽子。

脱毛中で尼さん状態なので、当然帽子をかぶっていたの
ですが、帽子を取らなくていいですかと聞かれて、
その時やっと気がつきました。

身長を測るのに、帽子をかぶっている人なんて、確かに
いないですね。

でも、他にも検診に来ている人もいたので、
「このままお願いします。」
と、ニット帽をかぶったまま計測してもらいました。モバQ

同じ部屋で、眼圧をはかるため、目に片方ずつプシュッと
空気を吹き付けられました。

目を閉じないでいるのもけっこう大変なものだと実感。

それから、骨密度の検査です。
乳がんのホルモン治療などで早めに閉経状態にすると、
骨粗しょう症の危険性が高いそうですね。

だから、今回の節目検診はこのためだけに来たようなもの
なのです。

初めての検査だったので、骨密度って、どうやって測るのか
興味深々でした。

かかとにジェルのようなものを塗ってもらい、足のサイズを
測るような機械にはだしの足を乗せるだけです。

あー、写真撮ってくればよかった。

今後の為に、今の骨密度は確認しておかなくちゃって思い
ました。

その骨密度の機械は、かかとをしばらく挟んでなにやら
計っていたようで、しばらくすると隣の机の上のコンピュータに
結果が表示されていました。

でも、あまり良く見えなかった。

結果は3〜4週間後に郵送になるのだそうです。

採血は右腕です。
いちいち「乳がんなので」と説明するのも面倒なので、
「こちらしか使えませんから」といったら、そのまま右腕から
採ってくれました。

眼底検査の後は心電図でした。

ほんとうに、自分が乳がん手術後だという認識が欠如して
いるのか、服を脱ぐ時になって、あ、傷跡を見られるんだ
と気が付いた私。

でも、時すでに遅し。

仕方が無いのでそのままだまって心電図の電極を
ペタペタ貼ってもらいました。

検査の担当の人も何もいわず。

「この人、乳がんだったんだ」
なんて思われていたとは感じましたが、別に知り合い
でもないし、あまり気にせず。

最後は肺のレントゲンでしたが、金属がなければ肌着は
着たままでと言われたので、傷跡をさらすこともなく
終わりました。


気がついたこと。

今まで何も感じずに健康診断を受けていたけど、やっぱり
なにか引っかかりを感じているみたいです。

私はかなり温泉好きなんだけど、もうちょっと落ち着くまでは
おあずけかなぁと感じる今日この頃です。



ちなみに、その翌日。

へーきで子供と遊んでいた私に緊急の電話が検査センター
からかかってきました。

なにごとかと思ったら、ドクターに検査結果を見てもらったら、
白血球(特に好中球)が低すぎるとのこと。

これまでに検査を受けて指摘された事が無いかなどと
聞かれ、早めに医療機関を受診した方が良いとの判断で
電話をくれたとのこと。

あーん、ごめんなさい。

抗がん剤のサイクルで、ちょうど一番下がっている時期に
検診受けちゃった。

そりゃー、心配もされるはず。
って、後から気が付きました。

チャンチャン。
posted by ぽぽ at 23:00 | Comment(6) | TrackBack(0) | 乳がん体験日記

白血球、次回は大幅UPできるか!?

2008年02月05日

乳がんのネットでお友達になった方々とのオフ会に参加
してきました。

というのもちょっと遅いかな。

土曜日の話です。

インターネットって、いまだに怖い所だと思っている人も
多いようです。

特に掲示板。

どんな人が書き込んでいるか、まして、閲覧だけしてい
る人がどんな人かなんて全然わかりません。

でも、私が参加している乳がんの人のための掲示板は
管理人さんがしっかり運営してくれているお陰で、とても
居心地の良い、あたたかい所です。

掲示板やブログもつくるだけつくって、あとはほったらか
しでは、悪意の人たちに荒らされてしまいますからね。


話を戻して、同じ病気の人と会ったり、話をしたりすると
いうのは、私も含めて、患者さんにとってとても良い事だ
と思います。

特に、乳がんなんて患者数は多いけれど、治療法も
さまざまで症状も様々という病気にかかると、「情報」
を持っているか、いないかで病気に対峙する気持ちが
全然変わってくると思うのです。

乳がんにかかって、病院でお医者様に診てもらう。

家族が一緒に話を聞くこともあるけれど、持てる情報は
お医者様から提示された内容だけですよね。

もちろん、お医者様は私の症状をみた上で一番適して
いると思われる治療を提示してくれるのだけど、
それが本当に良い選択なのかどうかわからない。

これって、何より比較するだけの知識がないからだと
思うんです。

乳がんに関する本を読んだり、インターネットで調べたり、
一般的な知識はわりとアクセスするのが簡単です。

それを、実際にはどんな人にどのように摘要しているか、
お医者様や看護婦さんでもない限り、そうそう知るチャン
スがありません。

少ない実例だけをあげて自分と比較するのは危険な事
だと思いますが、やっぱり、実例を知っているというだけで
自分と同じでも違っていても、ふしぎとそれなりに納得
できるんですよね。

なんて、マジメな事を考えてオフ会に参加したわけじゃ
ありません。

ムズカシイ・・と思った人、ごめんなさい。

ふだん引きこもり状態なので、たまにはお出かけして
(電車に乗って病院以外のところに行けばそれでお出かけ)
オイシイものを食べて、だれかとおしゃべりして
リフレッシュ!!!!

おしゃべりの相手が話の通じる人なら、なおOK。

で、お誘いいただいて大喜びで出かけてきたのでした。

寒いし、白血球は下がるし、これまでできなかった
痛みのある口内炎はできるし、じんましんが出て
かゆいし、すっかり疲れちゃった週だったけど、
一週間の終わりに楽しい時間を持つことができて、
免疫力が大幅up。

雪の日曜日も無事乗り切れました。

この調子で、今週の抗がん剤前の血液検査も数値が
上がるといいなぁ。

タグ:白血球
posted by ぽぽ at 11:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 乳がん体験日記

松の木から煙

2008年02月07日



東京では昨日も雪が降りましたが、2/3にはもっと
たくさんの雪が降りました。

その翌日、家の前の松の木にふしぎなことが
起こったのです。

それが画像なのですが、見えるでしょうか。

松の幹から煙、というか、正しくは湯気が上がって
いたのです。

朝の限られた時間の事なのですが、たぶん、雪の
降った次の朝ですから外の空気はかなり冷たかった
ことでしょう。

それに対し、松の木が生きている証拠というのでしょうか。

木の方があたたかいせいか、幹から湯気が上がって
いたのです。

人間だって、寒い朝に息を吐くと真っ白な息が見えますよね。

木も同じ生き物なんだなあと、つくづく感じました。

寒い地域でも同じような現象は見られるのでしょうか。
もしかしたら、木もすっかり冷え切っていてこんな現象は
無いのかなぁと想像していますが・・。

東京ではちょっと雪が降ると転んだとか怪我をしたなんて
ことがすぐにニュースになりますが、毎年同じようなニュー
スを見ている立場としては、いまさらと思わないこともないですね。

自然の不思議さや生命力を感じられる田舎暮らしに、
ちょっぴりあこがれてしまう私です。

(シリウスさんの影響かしら・・。)

都会にいても人間の生命力というか、エネルギーみたいな
ものは感じられるはずなんだけど、ちょっと病気をすると
家に引きこもりがちになってしまうので、人ごみに行かなく
なってしまうんですよね。




そうそう、前回の記事に書きましたが、昨日の血液検査は
白血球も4000以上で無事抗がん剤にたどり着きました。
posted by ぽぽ at 15:42 | Comment(1) | TrackBack(0) | 乳がん体験日記
乳がんになる人は日本人の女性の20人に一人と言われています。
そんな乳がんに、かかってしまった、発見してしまった、ぽぽが乳がんの体験をつづります。乳癌なんて誰か知らない人がかかる病気という時代は終わりました。・・少なくとも私には。
乳癌にかかったら、どうしたらいいか。乳がんを調べる方法は。乳がんの治療にかかる費用はいくらぐらいか。そして、乳がんにかかる前に知っておきたかったあんな事、こんなこと。少しずつですが、全ての女性に向けて乳がんの情報をお知らせしていきます。ピンクリボン月間も根付いてきた日本で、乳がんについてちょっとだけ知っておくこともオトナの女性の基礎知識かもしれません。
プライバシーポリシー
リンク
高齢出産 マッサージ
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。