看護婦さんに求めるもの

2007年11月16日

いつもいつも、「乳がん」のことばが出てこない日がない
ブログでごめんなさい。

乳がんじゃない人には読んで欲しくないわけじゃないんですよ。
ただ、自分自身がひたすら乳がんと向き合っているので、
ついこうなっちゃうんです。

今回の点滴は診察に1時間半の待ち時間と、ベッドの空き待ちで
1時間半の合計3時間の待ち時間でした。

それに対して診察は1分、点滴は20分という、なんとも悲しくなる
短時間。
外来で乳がんの点滴ができるようになるのはうれしいけれど、
拘束時間はあまり減っていないような・・。

例によって、血管があまり出ない私。

よりによって、癌にかかったら苦労するだろうなぁーと母の看病を
しながら考えていた事が現実となっています。

点滴の針を刺してくれる先生は、時間帯が同じだとほとんど変わら
ないので、この先生が上手なのか、ヘタなのか、区別するすべも
ありません。

今回もNGでした。

前回の点滴がもれたのか、同じ血管は青あざのようになっていて
使えません。

もう少し外側の血管に刺してみて入らなかったらしく、やり直し。

その時です。

先生はおもむろに肘のすぐ内側の、血液検査で使う血管でいい
ですかと聞いてきたのです。

ちょっとまってよ、それは!!
いくら20分で終わるとはいえ、腕も曲げられないし、検査で使う
血管は使わないで欲しいんですけど。

血液検査の血管だって、硬くなるのはいやだから、しっかりと抗議
しました。

その結果、ひとつとなりの血管に変えてもらいましたが、やっぱり
関節の曲がる所でした。

まあ、ここまではよくある話。


そのあと、点滴のチューブを止めていた若い看護婦さんが私に
向かってこういったのです。

「この血管(挿した所)で点滴するのだって、間違っているわけじゃ
ありませんから。」

唖然としました。

べつに、間違った事をしているから訂正しろと言ったのではありません。
病院で医者が間違った事をしていたら、大問題でしょう。

正しい処置でも、患者にとってつらいことはいくらでもあるんです。

普通に栄養補給の点滴だって、もれたら痛くなりますよね。
それが、抗がん剤の点滴だったらどうなりますか。

抗がん剤といえば正常な細胞も攻撃する、一種の劇薬なのだから
もれたりしたら、ステロイドを注射したり、洗い流したり、たいへんな
事になるのではないでしょうか。

そんな緊張感のある点滴なら、なおさら、腕を曲げられない姿勢が
負担になることは、看護婦さんに想像できないことなのかしら。

○か×かで答えを出す人生をおくってきた人の考え方とでも
いいますか。

問題に対して正解なら、何をやっても正しい事、認められること
ですか。

病気というハンディをもつ、「人間」をあいてにした仕事をするのが
医者であり、看護婦であるはず。

あまりにも教科書的なひとことに、信頼していた病院のイメージが
がくんと落ちる瞬間でした。
posted by ぽぽ at 17:21 | Comment(2) | TrackBack(0) | 乳がん体験日記
この記事へのコメント
ぽぽさん
私も血管で悩むひとりです!
針の差替え最高7回(看護師3人交替)ですから・・・
同じ日に血液検査と造影剤と点滴があったときは、最初の針をキープして貰ったのですが・・・それはそれで1日中院内をゴロゴロでした。
採血室の看護師さん、通院の長い私は顔見知り・・・
私を見ると緊張するようです。

事後承諾でごめんなさい・・・
私のブログ「フォワード」からぽぽさんのブログを
リンクできるようにさせて頂きました。
いつもありがとう!!
Posted by みこ at 2007年11月19日 10:31
みこさん
リンクありがとう!!
私もみんなのページをリンクできるようにガンバラなくちゃ。

7回の差し替えにはびっくり!!!!!!
患者さんが緊張しても、看護婦さんが緊張してもうまく行かないんですね。

2回目の抗がん剤で一発で入れてくれた女医さんが、差したあと「緊張しました。」って言ってたなあ。
Posted by ぽぽ at 2007年11月20日 16:18
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そんな乳がんに、かかってしまった、発見してしまった、ぽぽが乳がんの体験をつづります。乳癌なんて誰か知らない人がかかる病気という時代は終わりました。・・少なくとも私には。
乳癌にかかったら、どうしたらいいか。乳がんを調べる方法は。乳がんの治療にかかる費用はいくらぐらいか。そして、乳がんにかかる前に知っておきたかったあんな事、こんなこと。少しずつですが、全ての女性に向けて乳がんの情報をお知らせしていきます。ピンクリボン月間も根付いてきた日本で、乳がんについてちょっとだけ知っておくこともオトナの女性の基礎知識かもしれません。
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